7月7日の七夕の日に、Assemble Flow Editor起動方法:Eclipse編をポストしました。そこで紹介した内容は次のとおりです。
つまり、SilverstoneビルドのEclipseプラグインを導入したEclipseで、WebSphere sMashアプリケーションを稼働させ、その中でアセンブル・フローのエディター・ランタイムを動かしました。そしてそのWebSphere sMashアプリケーションにブラウザーでアクセスすることで、アセンブル・フローのビジュアル・エディタを、Webブラウザに表示させたわけです。
ところで、Silverstoneは、WebSphere sMashのインキュベータProject Zeroの最新安定板であり、製品版と同等の機能を持つWebSphere sMash Developer Edition (DE)とは異なります。そこで、今回はDEを使用した場合に、アセンブル・フロー・エディターを起動させる方法をご紹介します。
DEでアセンブル・フロー・エディターを起動させるには、必ずApp Builderを使用しなければなりません。何故ならば、現行のDE 1.0.xのEclipseプラグインには、アセンブル・フロー・エディタのランタイムを提供する拡張モジュールzero.assemble.toolingが含まれていないからです。
ですから、開発用ビルドとしてDEを使用する場合、アセンブル・フローをビジュアル開発するには必ずApp Builderを使わなければなりません。ただし、アセンブル・フローのビジュアル開発以外の用途に、Eclipseをお使いいただくのは可能です。
では、App Builderでアセンブル・フローを起動する手順をご紹介しましょう。
コマンド・プロンプトで次のコマンドを実行する。
startAppBuilder
Firefoxが起動していない場合は、起動し、ブラウザ中でApp Builderがオープンする。もしFirefoxが起動しない、あるいはApp Builderがオープンしないならば、手動でFirefoxを起動し、http://localhost:8070/にアクセスする。
左側のActionsメニュー上のNew Applicationをクリックする。
New Application ダイアログ・ボックスのNameフィールドに任意のアプリケーションの名前(これがアプリケーションのルート・ディレクトリ名となる)、Root Directoryフィールドにアプリケーションが作成されるベースのディレクトリ名(この直下にアプリケーションのルート・ディレクトリが作成される)を指定する。
左側のペインにあるメニューを New File > Flow (in /public/) の順でクリックする。
File Create ダイアログ・ボックスのテキスト・フィールドに、アセンブル・フローの定義ファイルの格納場所の相対パスを入力し、Createボタンを押す。
定義ファイルの拡張子として.flowを付けなければなりません。.flowを付けない場合には、アセンブル・フローは起動しません。
定義ファイル名をindex.flowとした場合、アセンブル・フローの呼び出しURIに定義ファイル名を含める必要はありません。例えば、テキスト・フィールドに/public/flow/index.flowと入力した場合、このアセンブル・フローを呼び出すためのURIは、/flow/になります。publicディレクトリは所謂ドキュメント・ルートに相当するので、URIに含める必要はありません。
依存性解決を促すダイアログ・ボックスが表示されるのでAddをクリックする。自動的に必要な、拡張モジュールがダウンロードされます。場合によってはManagementコンポーネントのダウンロードを問われることもあるが、必要に応じてAddボタンをクリックする。
アセンブル・フロー・エディターが表示されます。
以上の手順で、App Builderを使ってアセンブル・フロー・エディタを起動することができます。この手順はDEビルドでも、Silverstoneビルドでも使用することが可能です。ただしSilverstoneビルドでは、App Builderの操作コマンドが次のように変更になっています。
AppBuilder start
App Builderの起動。
AppBuilder open
App Builderが起動していなかったら起動し、加えてWebブラウザを起動してApp BuilderのGUIを表示する。
AppBuilder stop
AppBuilderを遮断する。
