Assemble Flow Editor起動方法:App Builder編

Posted by hirot on 7月 15th, 2008. Other posts by hirot

7月7日の七夕の日に、Assemble Flow Editor起動方法:Eclipse編をポストしました。そこで紹介した内容は次のとおりです。
つまり、SilverstoneビルドのEclipseプラグインを導入したEclipseで、WebSphere sMashアプリケーションを稼働させ、その中でアセンブル・フローのエディター・ランタイムを動かしました。そしてそのWebSphere sMashアプリケーションにブラウザーでアクセスすることで、アセンブル・フローのビジュアル・エディタを、Webブラウザに表示させたわけです。
ところで、Silverstoneは、WebSphere sMashのインキュベータProject Zeroの最新安定板であり、製品版と同等の機能を持つWebSphere sMash Developer Edition (DE)とは異なります。そこで、今回はDEを使用した場合に、アセンブル・フロー・エディターを起動させる方法をご紹介します。
DEでアセンブル・フロー・エディターを起動させるには、必ずApp Builderを使用しなければなりません。何故ならば、現行のDE 1.0.xのEclipseプラグインには、アセンブル・フロー・エディタのランタイムを提供する拡張モジュールzero.assemble.toolingが含まれていないからです。
ですから、開発用ビルドとしてDEを使用する場合、アセンブル・フローをビジュアル開発するには必ずApp Builderを使わなければなりません。ただし、アセンブル・フローのビジュアル開発以外の用途に、Eclipseをお使いいただくのは可能です。
では、App Builderでアセンブル・フローを起動する手順をご紹介しましょう。

コマンド・プロンプトで次のコマンドを実行する。

startAppBuilder

Firefoxが起動していない場合は、起動し、ブラウザ中でApp Builderがオープンする。もしFirefoxが起動しない、あるいはApp Builderがオープンしないならば、手動でFirefoxを起動し、http://localhost:8070/にアクセスする。
左側のActionsメニュー上のNew Applicationをクリックする。
New Application ダイアログ・ボックスのNameフィールドに任意のアプリケーションの名前(これがアプリケーションのルート・ディレクトリ名となる)、Root Directoryフィールドにアプリケーションが作成されるベースのディレクトリ名(この直下にアプリケーションのルート・ディレクトリが作成される)を指定する。
左側のペインにあるメニューを New File > Flow (in /public/) の順でクリックする。
File Create ダイアログ・ボックスのテキスト・フィールドに、アセンブル・フローの定義ファイルの格納場所の相対パスを入力し、Createボタンを押す。

定義ファイルの拡張子として.flowを付けなければなりません。.flowを付けない場合には、アセンブル・フローは起動しません。
定義ファイル名をindex.flowとした場合、アセンブル・フローの呼び出しURIに定義ファイル名を含める必要はありません。例えば、テキスト・フィールドに/public/flow/index.flowと入力した場合、このアセンブル・フローを呼び出すためのURIは、/flow/になります。publicディレクトリは所謂ドキュメント・ルートに相当するので、URIに含める必要はありません。

依存性解決を促すダイアログ・ボックスが表示されるのでAddをクリックする。自動的に必要な、拡張モジュールがダウンロードされます。場合によってはManagementコンポーネントのダウンロードを問われることもあるが、必要に応じてAddボタンをクリックする。

アセンブル・フロー・エディターが表示されます。

以上の手順で、App Builderを使ってアセンブル・フロー・エディタを起動することができます。この手順はDEビルドでも、Silverstoneビルドでも使用することが可能です。ただしSilverstoneビルドでは、App Builderの操作コマンドが次のように変更になっています。

AppBuilder start

App Builderの起動。

AppBuilder open

App Builderが起動していなかったら起動し、加えてWebブラウザを起動してApp BuilderのGUIを表示する。

AppBuilder stop

AppBuilderを遮断する。

WebSphere sMash Developer Edition (以下DE)は、WebSphere sMash本体と同じ機能を備えるコミュニティ版です。projectzero.orgからフリーでダウンロードできるので、気軽に評価したり、開発環境として使用することが出来ます。
Windowsをベースに、Command Line Interface版DEの導入手順をご紹介しましょう。とはいえ、次の通り、いたって簡単です。

Java SE 5.0以上を導入する。サポートされるOSはWindow、Linux、Max OS Xです。OS毎のJVMダウンロード・サイトへのリンクがこのページにあります。IBM社員は、IBM JDKを使いましょう:-) <JVM導入ディレクトリ>\binをPATH環境変数に追加しておきます。
ダウンロード・サイトでライセンスを確認し同意の上、DEをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを任意のディレクトリー上で解凍する。
<DEを解凍したディレクトリ>\zeroをPATH環境変数に追加します。

では正常に導入できたか確認してみましょう。
次の手順でダミーのWebアプリケーションを作って、Webブラウザからアクセスしてみます。

コマンド・プロンプトを開きます。
任意のディレクトリで次のコマンドを発行して、ダミーのWebアプリケーション”demo”を作成します

zero create demo

カレント・ディレクトリの下にディレクトリdemoが出来ています。カレント・ディレクトリをdemoに変更します。
次のコマンドを発行して、demoアプリケーションを起動します

zero start

ブラウザから、http://localhost:8080/にアクセスします。DEの導入が正常に終了している場合、メッセージ”demoは稼動中です。”を含むWebページが表示されます。
次のコマンドを発行して、demoアプリケーションを停止します

zero stop

このページに関連するサイト:

Download WebSphere sMash DE
GETTING STARTED GUIDE > COMMAND-LINE INTERFACE